「食品の抗酸化機能」メインテーマに

平成14年9月27日(金)、東京都庭園美術館「新館大ホール」でシンポジウムを開催した。同シンポジウムは日本国際生命科学協会(ILSI Japan)栄養研究部会の主催によるもので、「食品の抗酸化機能とバイオマーカー」をメインテーマに、講演、パネルディスカッション等が行われた。

ILSI Japanの木村修一理事長の開会挨拶に続き、次のような講演が行われた。「臨床医学における酸化ストレスバイオマーカーによる疾病のリスク評価」(京都府立医科大学第一内科 吉川 敏一氏)、「酸化ストレスバイオマーカーによる食品の機能性評価」(名古屋大学大学院生命農学研究科 大澤 俊彦氏)、「機能性食品の現状と今後」(国立健康栄養・研究所 食品表示分析・規格研究部 山田 和彦氏)、この他、末木一夫氏(健康日本21推進フォーラム)による講演も行われた。

日本国際生命科学協会(ILSI Japan)は、国際生命科学協会(InternationalLife Sciences Institute=ILSI、1978年設立)の日本支部として1981年に設立された。主な活動は、健康・栄養・安全性・環境に関わる問題の解決及び正しい理解を目指し、さらに今後発生する恐れのある問題を事前に予測して対応するなどの活動を活発に行っている。



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