疾病発症の原因として、「食」の内容を重視

平成13年11月25日より東京を皮切りに、大阪、福岡で、鶴見隆史氏(東京・鶴見クリニック院長)による特別講演会を開催(主催:日本食品機能研究会(JAFRA))した。鶴見氏の近著「ガンに克つ代替医療の本命〜免疫療法+米ぬかアラビノキシラン誘導体」の出版を記念したもので、各会場とも盛況のうちに終了した。

各種免疫療法の必要性・有効性を実例をまじえ紹介

鶴見氏は、西洋医学と東洋医学の優れた面を統合した医療を長年にわたって研究・実践しているが、講演会では氏の治療方針として、1)最上の機能性食品を使用する、2)病気の原因として食物内容を重視する、3)意識・心を重視する、4)西洋医療以外の検査もする、5)病気をアナログとして捉える---、など実例をまじえ紹介した。

また、ガン治療について、最も有効なのは免疫療法であるとしたほか、気功やリフレクソロジーといった外部からの免疫賦活、笑いや瞑想などの精神面の治療についても紹介し、会場の興味を引いた。

同書の中で鶴見氏は、免疫療法の必要性・有効性を実例をまじえて紹介しているが、免疫療法で注目されている機能性食品の一つ、米ぬかアラビノキシラン誘導体についても解説し臨床例を報告している。


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