【 2013/5 】

イヌリンやビタミンD、糖尿病対策に有用

現在、日本における糖尿病患者は900万人、予備軍を含めると2千万人を超すといわれている。
5月15日付けの朝日新聞によると、日本糖尿病学会と日本癌学会の研究で、糖尿病患者はがんになるリスクが1.2倍に高まることが分かったという。

研究は、35歳以上の男性15万5千人、女性18万1千人を平均10年間追跡調査した。調査期間中、男性約2万人、女性約1万3千人が、がんになったが、この人達を糖尿病の人ががんになるリスクを糖尿病でない人と比べると、がん全体で2割高くなっていたという。とくに、肝臓がんや膵臓がんは2倍程度高かった。また、乳がんや前立腺がんとの関連は見られなかったという。

糖尿病は国民病とも呼ばれ、罹患者の増加が懸念されている。
最近の報告では食物繊維のイヌリンが、糖尿病女性の血糖値改善に有用であると、Diabetes & Metabolism Journal誌13.5月号で報じている。Tabriz University of Medical Sciences研究者グループが、2型糖尿病の女性を対象に、イヌリンサプリメント10g/日、または対照群としてマルトデキストリンを2ヶ月間投与した。

結果、イヌリン投与群は対照群に比べ、空腹時血漿グルコース値が8.47%、糖化ヘモグロビンは10.43%がそれぞれ低下したことが分かったという。


また、ビタミンDの機能性が注目されているが、Clinical Nutrition誌13.3月号では、糖尿病患者の心臓の健康改善に役立つと報じている。Wolfson Medical Center、Tel Aviv University研究者グループが、2型糖尿病患者47人にプラセボか、ビタミンD(1,000IU/日)のどちらかを1年与えた。結果、ビタミンD投与群は、中心動脈波指標が有意に減少したことが分かったという。

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